調査技術

地質調査01

私たちは、崩壊した斜面、河川内、海上、鉄道橋梁、急崖など、
様々な場所で、安全を確保しながら地質調査を行います。

豪雨災害への緊急対応

災害が発生した場合、速やかに二次災害発生の有無、原因、復旧工法立案のため調査を行います。

ため池を調べる!

ため池でも足場を架け、安全を確保しながら調査を行います。

海上でも調査!

海上でも、頑丈な足場を構築して調査を行います。

鉄道橋梁を利用して

鉄道橋梁を利用して、橋梁の基礎の調査を行います。

落石発生源調査

落石発生源の調査を安全帯を装着して行います。

調査ボーリング02

調査ボーリング状況

調査深度が深かったり、梅雨期、積雪期にはシートで囲い良好な作業環境を確保します。
市街地では景観にも配慮します。

コア写真

ボーリングで採取されたコア(地中の試料)を深度毎に並べて写真を撮ります。コア写真は地盤の履歴書です。

モノレール仮設

山間部や丘陵地、市街地でも運搬路がないときに使用します。もとは、傾斜地の果樹園での移動・収穫作業に利用されていたものです。

貫入試験03

標準貫入試験

地質調査で最も一般的な原位置試験です。地盤の硬さ(N値)を測定します。N値は、地盤を対象としたいろいろな設計に利用されます。

スクリューウェイト貫入試験

(旧スウェーデン式サウンディング試験)
人力での作業が可能なため、調査ボーリング間の補間として、また、戸建て住宅の基礎調査として利用されます。

現地調査04

落石調査

弾性波探査

現地踏査

地中レーダー探査

地中の空洞、埋設物、ゆるみ等を調査します。

現地での斜面勾配測定

室内土質試験05

現場で採取した土質・岩石の試料で行います。
土質試験で、詳細な土・岩石の性質を把握します。
原位置での強度や沈下特性を把握する場合は、「乱れの少ない試料」を採取して行います。
土・岩を盛土材料等として使用する場合の試験には、乱れた試料でも問題ありません。

土粒子の密度試験

土の段階載荷による圧密試験

土の粒度試験(ふるい分析)

締固めた土のコーン指数試験
(コーン貫入試験)

土の一軸圧縮試験

土の圧密非排水(CU)三軸圧縮試験

解析例06

地質想定断面図

ボーリング結果から同じ土質・地質を結んで作成します。
地形の成り立ちも参考にします。

レーザー測量成果から作成した
立体図

木や葉の下に隠れた詳細な地形まで確認できます。
亀裂の連続性、陥没地形、急崖部等の詳細な地形が解ります。

UAVで撮影した全景写真

鳥になったように現場全体の状況が確認できます。

弾性波探査結果の縦断図

測定される弾性波速度から、概略の地層構成、硬さ、断層等が予測されます。速度が速い程硬い岩石です。